【香港マイル追い切り】ジャンタルマンタル迫力十分 川田将雅「いい状態で競馬を迎えてくれると思います」
[GⅠ香港マイル=2024年12月8日(日曜)3歳上、シャティン競馬場・芝1600メートル] 3日、シャティン競馬場で香港マイルに出走予定の日本馬2頭が調整を行った。 芝コースで追い切られたのは、NHKマイルC覇者ジャンタルマンタル(牡3・高野)。川田を背に道中は単走で馬場の外めを回ると、直線では迫力ある走りでフィニッシュし、6ハロン78・1ー2ハロン22・0秒の好タイムをマークした。追い切った後も堂々とした様子で、状態の良さを感じさせる。 手綱を取った川田は「ジャンタルマンタルは初めての海外の輸送ではありますけれども、とても環境への順応性も高いという話は聞いていました。馬場に入っていっても、いい雰囲気で過ごしてくれていたので、変に力むことなく、ちょうどいい精神状態で追い切り自体をすべてこなしてくれたと思います。久しぶりの競馬になるので、少し強めにしまいの動きを求めましたけど、それがまたいい刺激となり本番を迎えられる程度に負荷をかけたつもりなので、いい状態で競馬を迎えてくれると思います」と感触は十分。熱発で富士S、マイルCSを回避したため、NHKマイルC以来の競馬となるが、態勢はしっかりと整ったようだ。 マイルCSで待望のGⅠ初制覇を果たしたソウルラッシュ(牡6・池江)は、オールウエザーコースで調整。ラスト2ハロン27・9秒のキャンターながら素軽い動きを見せていた。
東スポ競馬編集部