オリックス34歳・小田裕也が現役引退「最高のチームメイトにも恵まれたプロ野球生活でした」 今季はT-岡田、安達了一、比嘉幹貴に続き球団4人目
オリックスは16日、小田裕也選手が今季限りで現役を引退すると発表しました。 九州学院高、東洋大、日本生命を経て、2014年のドラフトでオリックスから8位で指名を受けてプロ入り。ルーキーイヤーには31試合に出場し、89打数29安打で打率.326を記録しました。 【画像】9月15日試合終了時点のパ・リーグ順位表 オリックス一筋10年の小田選手は、通算680試合に出場し、163安打、10本塁打、62打点、18犠打、51盗塁を記録。 21年から23年には、オリックスのリーグ3連覇にも貢献。21年のCSファイナルステージでは、9回に「サヨナラ同点バスター」で、日本シリーズ進出を決めました。 今季は、1軍では19試合に出場し、打率.231の成績。7月14日に抹消されていました。 また球団ではT-岡田選手(36)、安達了一選手(36)、比嘉幹貴投手(41)に続き今季4人目の引退発表となっています。 ▽小田選手コメント 今季をもちまして、現役を引退させていただくことになりました。オリックスに入団して10年という長い間プレーすることができたのも、これまで出会った監督やコーチ、トレーナーをはじめとした裏方さん、球団関係者の方々のご指導、お力添えがあったからこそだと思っています。そして苦楽を共にした最高のチームメイトにも恵まれたプロ野球生活でした。みなさんに感謝の気持ちを伝えたいです。 そして、両親や妻にも感謝しています。野球をやらせてくれたおかげでたくさんの人に出会えました。家に帰ると、いい意味で野球を忘れさせてくれました。心が折れそうな時期もありましたが、家族が支えてくれたおかげでここまでがんばってくることができました。本当にありがとう。 最後にファンのみなさんへ。いい時ばかりじゃなく、むしろ悪い時の方が多かったと思います。それでもいつも変わらない温かいご声援をありがとうございました。オリックスに来て本当に良かったです。みなさんの応援の力は、私自身はもちろん、チームの背中を確実に押してくれています。これからもオリックス・バファローズと小田裕也を変わらぬ思いで応援していただけたら嬉しいです!」