ジョコビッチ 悲願の金メダル獲得へ好発進、53分の圧勝でパリオリンピック初戦突破<男子テニス>
パリオリンピック
パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)は27日、テニス競技の男子シングルス1回戦が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が現在シングルスの世界ランキングが無い元39位のM・エブデン(オーストラリア)を6-0, 6-1のストレートで破り、初戦突破を果たした。 【一覧】パリオリンピック テニス 全種目ドロー 37歳のジョコビッチがオリンピックに出場するのは5大会連続5度目。最高成績は2008年の北京オリンピック(中国/北京、ハード)での銅メダルとなっており、今大会では悲願の金メダルを狙う。 そして1回戦の第1セット、第1ゲームでブレークに成功したジョコビッチは安定したサービスゲームを披露。11本のアンフォーストエラーを犯したエブデンに対し1ゲームも取られず、わずか24分で先行する。 続く第2セット、ジョコビッチは勢いのままに第1ゲームでブレークに成功するとそのまま4ゲームを連取。第5ゲームでエブデンがようやくサービスキープするもジョコビッチは第7ゲームで3度目のブレークを奪い、53分で勝利した。 勝利したジョコビッチは2回戦で元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)と世界ランク83位のM・フチョビッチ(ハンガリー)の勝者と対戦する。 また、競技開始となった27日には男女シングルス1回戦、男女ダブルス1回戦が組まれているが、雨天により外コートの試合が行えず。屋根が付いているセンターコートのフィリップシャトリエ、スザンヌ・ランラン コートのみで試合が行われている。
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