【素敵ドクターズ100名の養生ルーティン③】もやもや、うつうつ…。医師たちが実践するメンタル回復法を聞いてみた
自分に合った心の回復法を、いくつか持っておく
歯科医の丹羽祐子さんは、気分や使える時間次第で気分転換の方法を変えていた。 「ウォーキングをして公園や神社に行ったり、ホテルのラウンジでお庭の木を眺めながらお抹茶をいただいたり。パワーストーンを眺めながら瞑想するのも気持ちが落ち着きます。また、時間が取れれば1泊でもいいので旅行します。旅先で大自然に触れて、非日常に身を置くとうつうつとした気分が消えます。 日常的には、とにかく何も考えずに仕事に集中するようにしています。歯科の仕事は手を使い、細かい部分にフォーカスするので、じーっと歯に向かって集中していると一種の瞑想状態になる気がします。そして結果が目に見えるので、よい仕事をしたという達成感を味わうことができ、意外とすっきりすると思っています」(丹羽祐子先生)
【教えてくれたのは】 丹羽祐子さん 歯科医。医療法人社団橋本会理事長/橋本歯科医院院長。特定非営利活動法人日本咬合学会認定医、日本顎咬合学会認定医、日本歯科東洋医学会理事・認定医、YNSA(山元式新頭針療法)学会理事・認定講師、点滴療法研究会マスターズクラブ会員など
ジャズにハマり演奏やライブを。追っかけも40年以上続けています
ジャズへの熱い思いを語ってくれたのは、整形外科医の塩之谷香さん。 「ビッグバンドでテナーサックスを吹いています。もともと経験はなかったのですが、ジャズのビッグバンドに加えてもらい、そこから猛練習。年に2回、春と秋にライブハウスにプロのミュージシャンをお招きして、ライブもしています。また、森山威男さんというドラマーの追っかけを40年以上続けています。先月も中国まで行ってきました。ジャズに触れていると気分が上がり、ネガティブな気持ちはふっ飛びます!」(塩之谷香先生)
【教えてくれたのは】 塩之谷 香さん 整形外科医。塩之谷整形外科院長。金沢医科大学卒業後、名古屋大学医学部整形外科に入局。江南昭和病院、名古屋大学医学部附属病院などで研鑽を積む。1995年から塩之谷整形外科での診療に携わり、2018年に2代目院長に就任。「足と靴」に関する専門的な診療には、遠方から通う患者も多い。超弾性ワイヤーによって爪を矯正する、巻き爪の治療も行っている。