9割のカーテンは「自宅で洗濯」できます! 花粉がつきやすいレースのカーテン「年に2~3回程度洗うのがベスト」
カーテンは意外に汚れているもの。お手入れに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。東京ガスが運営するくらしの情報メディア「ウチコト」の公式Xアカウント(@uchicoto_tg)」の投稿によると、9割のカーテンは自宅で洗濯ができるそうです。 【画像】お家での上手な「カーテンの洗濯方法」は?
カーテンを傷めずきれいに洗濯する方法とは…
同メディアでは、お家での上手なカーテンの洗濯方法について、オーダーカーテンを販売しているリリカラ株式会社で、商品企画・開発を担当している辻田徹人さん聞いて紹介しています。 ①洗濯表示を確認する 日本で流通しているカーテンの90%ほどがポリエステル製で洗濯に適しているようですが、例外もあるので洗濯表示を確認しましょう。 ②洗濯前の下準備をする 1.カーテンに付いているほこりを軽くハタキなどで落とす。(ブラシはNG) 2.洗う前に、カーテンからフックをすべて外す。 3.細長くプリーツに沿って扇子のようにたたむ→縦方向にたたんで1枚ずつ洗濯ネットに入れる。 ※黒ずみやカビなど汚れがひどい場合は、洗剤を入れて40℃以下で30分~1時間つけ置きしておく。 ③カーテンの素材に合った洗剤を使う 素材がポリエステル、レーヨン、アクリルなら、衣類の洗濯で使用されている中性洗剤や弱アルカリ性洗剤を使用します。特に、色落ちなどが発生しにくく素材を傷めにくい「中性洗剤」がおすすめとのこと。洗濯する際は次の点に注意しましょう。 ・繊維同士がぶつかって生地が傷まないように「弱水流・水位最大」で洗う。 ・シワや生地の傷みを防ぐため、「脱水は短時間」に設定。 ・シワや縮みを防ぐため「乾燥機能」は使わず脱水後に干す。 ④カーテンの干し方 カーテンを干す際は、布地の変質や縮みを防ぐために急速に乾かさないことが重要。そのため、屋外で干す時は陰干しするようにしましょう。直射日光が当たらない場所であればカーテンレールにつって自然乾燥するのもOKなので、以下のポイントを参考にして干しましょう。 ・汚れの付着を防ぐため、あらかじめカーテンレールや窓ガラスを掃除する。 ・床が水滴でぬれないよう、念のためタオルやビニールなどを敷く。 ・レールにつった後は、全体を軽く下に引っ張って寸法を整える。 ・乾燥後のシワを防ぎやすくするため、手でたたいておく。
カーテンの洗濯頻度は?
厚地のカーテンは「年に1回」程度、レースカーテンは「年に2~3回」程度洗うのがベスト。時間が経つほど汚れが落ちにくく、洗濯によって繊維がもろくなってしまう可能性もあるので、定期的に洗濯するのが良いとのこと。花粉症の方がいる場合は、花粉症シーズンが終わった後にも洗濯するのがおすすめ。特に、レースのカーテンは花粉がつきやすいそうです。 ▽出典 ・東京ガス公式X ウチコト/約90%のカーテンは自宅で洗濯ができます ・東京ガス公式 ウチコト/カーテンの洗濯はおうちで可能? 上手な洗濯方法は?
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