「LRT構想のときよりは良くなった。ただ…」富士トラム 地元団体が県から説明を受ける
富士山登山鉄道構想に代わり、山梨県が新たに提案する5合目までの交通システム「富士トラム」について、県は27日、地元で構想に反対していた2つの団体に説明しました。 【写真を見る】「LRT構想のときよりは良くなった。ただ…」富士トラム 地元団体が県から説明を受ける 27日夜、富士吉田市内で説明会が開かれ、LRT=次世代型路面電車を整備する富士山登山鉄道構想に開発への懸念などから反対していた2つの団体の関係者などが出席しました。 説明会では県の担当者から富士トラムはゴムタイヤで走ること、レールの整備がいらないため費用が鉄道より抑えられることなどを説明していました。 参加者: 「登山鉄道では(整備費)1400億円と出ていたんですけど、今回はだいたいどのくらいをみているんでしょうか」 山梨県富士山保全・観光エコシステム推進グループ 和泉正剛 推進統括官: 「検討の予算を(議会で)承認いただければ、しっかりと検討していく」 参加者: 「5合目の観光地化しているエリアを再開発する計画もあったと思うが、この構想ではそれは?」 山梨県富士山保全・観光エコシステム推進グループ 和泉正剛 推進統括官: 「地元としっかり協議をしていく」 富士山の未来を考える会 秋山真一共同代表: 「間違いなく言えるのはLRT構想のときよりは良くなったとは思います。ただ賛成か反対かで言うと情報が少な過ぎるので判断できない」 県は来月、甲府市と南アルプス市でも説明会を開催する予定です。
テレビ山梨