昨シーズン、山下美夢有の5勝はここから始まった! 明日から富士フィルム・スタジオアリス女子が開催! 【JLPGAトーナメント観戦ガイド】
●強風でもショットシェイプができる藤田かれん <プロフィール> 櫻井心那と同じ2022年94期生。2023年QTでは3位につけ、今季はステップ・アップ・ツアーからレギュラーツアーへ主戦場を変えた勢いのある若手。レギュラーツアーデビューの年に4勝した櫻井の後に続けるか! <2024年度スタッツ(4月1日時点)> メルセデス・ランキング:18位/リカバリー率:70.2128 (15位)/平均パット数:28.7857(26位) <中村のコメント> 2週連続で予選落ちと悔しい結果が続いている藤田かれんですが、明治安田の3日目は強風が吹く中でもドライバーショットの平均飛距離は250y超、67でプレーし28位から4位まで順位を伸ばしました。持ち球と風を計算し、うまくゲームを組み立ててくるのではと注目です。
●開幕戦を制した岩井千怜 <プロフィール> 姉の明愛や桑木志帆らと同じ2021年93期生。昨シーズンはRKB×三井松島レディスとサントリーレディスで優勝。今年はパリ五輪出場、JLPGAツアー5勝、海外トーナメントでトップ5位フィニッシュなどの目標を掲げているほか、開幕戦では見事優勝を果たし通算5勝。 <2024年度スタッツ(4月1日時点)> メルセデス・ランキング:3位/平均パット数:1.7056(1位)/平均バーディ数:4.0000(3位) <中村のコメント> 石坂GCには自宅から通えるという埼玉県出身の岩井千怜。開幕から1勝を挙げ、先週の「ヤマハレディースオープン葛城」でも優勝争いの末2位タイで終えました。もともとパターが上手い選手として名前の挙がる彼女ですが、今シーズンもパーオンホールでの平均パット数は1.7056と1位。石坂GCのグリーンをどう攻略するのか楽しみです。
●ショットに安定感のある佐久間朱莉 <プロフィール> 桑木志帆と同期の2021年93期生。2023年はTポイント×ENEOSゴルフトーナメント(今年から「Vポイント×ENEOSゴルフトーナメント」に改称)3位、リゾートトラストレディス3位、リシャール・ミル ヨネックスレディス2位と優勝まであと一歩の記録を残し、今年の目標には初優勝を掲げる勢いのある若手。 <2024年度スタッツ(4月1日時点)> メルセデス・ランキング:12位/パーオン率:70.7819%(10位)/FWキープ率:78.3069%(10位) <中村のコメント> なんといってもショットが好調。先週のスタッツを見ると、フェアウェイキープ率は37/42、パーオン率も37/42と、ショットの精度が高いことが分かります。今回のコースでは、グリーンが大きく傾斜も強いため、面を狙っていける正確さが求められますが、今の彼女ならうまく対応できるのではないでしょうか。