ズラし方が分からないなら地面に刺すタイプは持っていて欲しい… ボールマーカー二刀流のススメ
ゴルフ場のボールマーカーは持ち歩いたほうがいい
ゴルフ場のマスター室前には、グリーン上にボールが乗ったときにマークするためのボールマーカーが置いてあります。 【写真解説】手首ユルユルが逆にいい! パッティングが安定する肩を使わないストローク法 筆者がゴルフを始めたころは、マグネットマーカーが今ほど普及していませんでしたから、ゴルフ場に置いてある地面に刺すタイプのボールマーカーを使っていました。 ボールマーカーは同伴者が同じ色を使っているときに備えて色違いをポケットに2~3個入れておくといいと教わったのですが、ポケットに入れるとティーペッグと混ざって取り出しにくいので、パターのグリップエンドの穴にボールマーカーを刺していました。
すると「その穴にボールマーカーを刺すと、そこから水が入ってシャフトの内側がさびるよ」と忠告を受けました。 個人的にはパターのシャフトの内側がさびても、ボールを打ったときにちゃんと転がれば問題ないと感じたのですが、忠告の裏には「グリップエンドの穴にボールマーカーを刺す行為はゴルフクラブを大切に扱う人たちを不快な気持ちにさせるよ」という意味合いも込められている気がしたので、その後は再びポケットに入れて持ち歩くようにしました。 でもやっぱりポケットの中だと取り出しにくいので、当時流行り始めたマグネットマーカーを購入して使うようになりました。これが便利なので、そこからは基本的にマグネットマーカーを使っています。 ただし、ゴルフ場のボールマーカーも必ず持ち歩くようにしています。マグネットマーカーは同伴者のパッティングの邪魔になるケースがあるので、そのような場面ではゴルフ場のボールマーカーを使います。 ところが最近ゴルフを始めた人は、マグネットマーカーを使っているのでゴルフ場のボールマーカーを持ち歩かないケースが増えています。でも、それだといろいろと不便なことが起こります。 先日のラウンドで同伴者のマグネットマーカーが筆者のパッティングラインにかかるかどうか微妙な位置だったので「ゴルフ場のボールマーカーに取り替えてもらえますか」とお願いしたら「持っていません」という答えが返ってきました。 「なるほど、持ち歩いていないのか」と思いながら、自分のポケットからゴルフ場のボールマーカーを取り出して同伴者に渡しました。 このような場面でマグネットマーカーをパターヘッド1個ぶん動かしてもらうという選択肢もあるのですが、それをお願いすると今度は動かし方が分からないというパターンや、マーカーを戻し忘れるというパターンが出てきます。結局のところ地面に刺さるボールマーカーに取り替えてもらうのが一番スムーズです。