「大雨に備える」“関東最大級”宮ヶ瀬ダム 杉野アナ・佐藤アナ・市來アナが取材
大雨や台風で水害が多発する季節を前に、日本テレビアナウンス部の防災報道班チーフ矢島学アナウンサーの声掛けで、杉野真実アナウンサー、佐藤梨那アナウンサー、市來玲奈アナウンサーが、神奈川県にある宮ヶ瀬ダム見学ツアーに参加。 【感謝の言葉】市來玲奈キャスター 22日で卒業 今回初めてダムを取材した杉野アナ・佐藤アナ・市來アナ3人の対談形式でダムの役割や防災への備えについてお伝えします。国交省協力のもと普段は入れないダムの内部にも迫りました!!
杉野「取材した宮ヶ瀬ダムは都心から約50キロ。雄大な自然の中に忽然とダムが現れましたね。二人は最初にダムを見た時、どう感じましたか?」 佐藤「高さと有効貯水量では関東最大級、とにかく大きかったです! 写真を撮ろうと思っても、全景がカメラ画面に入りきりませんでした」 市來「本当に迫力がありましたね! ためられる水の量は約2億立方メートル、これは箱根駅伝でもおなじみの芦ノ湖とほぼ同じだそうです」 佐藤「ダムの高さは156メートル。そのてっぺん『天端(てんば)』は長さ375メートルで、コンクリート構造物の巨大さに圧倒されました! あいにくの天気でしたが、晴れていれば遠くに横浜ランドマークタワーも見えるそうですよ」
大迫力!毎秒30立方メートルの観光放流
宮ヶ瀬ダムには、(1)大雨時に洪水被害を防ぐ「洪水調節」、(2)川の環境を正常に保つ、(3)水道水をためる、(4)ためた水を利用して発電する、という4つの役割があります。川の水をためて効率的に使う「利水」と、洪水被害を未然に防ぐ「治水」を兼ね備え、私達の生活に大きく関係しています。 市來「その宮ヶ瀬ダムの特色の一つが、迫力のある放流をダム直下で見ることができる観光放流ですよね! 轟音とともに『洪水吐(こうずいばき)』から毎秒30立方メートルの水が高低差70メートルの滝となって流れ落ちるダイナミックなショーでしたね! この観光放流、水を無駄にしているわけではなく、下流にある石小屋ダムの湖に水を供給し、そこから水道用水等の必要量を下流へ流しているそうです」 佐藤「見に来ていた人たちから歓声が上がりましたよね。ダムからの水しぶき『ダムじる』を浴びることができます。最初の写真は『ダムじる』を浴びて大興奮な4人です! 是非、皆さんも直接体感してほしいですね!」