2024年7月の中古車登録・届け出台数、前年比10%増の56万3618台 認証不正影響は軽微
日本自動車販売協会連合会(自販連、加藤敏彦会長)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協、赤間俊一会長)が13日発表した7月の中古車登録・届け出台数は、前年同月比10.0%増の56万3618台だった。前年超えは2カ月ぶり。一部メーカーの認証不正問題に伴う新車の生産・出荷停止により、中古車の流通台数が低下するとの懸念も出ていたが、影響は軽微にとどまったとみられる。 自販連が公表した7月の中古車登録台数は、同10.5%増の32万2324台で2カ月ぶりのプラスとなった。乗用車は同10.0%増の28万37台で、貨物車も同14.0%増の3万4062台だった。 全軽自協がまとめた7月の軽の届け出台数は同9.5%増の24万1294台。一方、1~7月の累計台数は前年同期比1.0%減の173万1456台と下振れしたまま。ただ、1~6月実績に比べて下げ幅が1.5㌽改善しており、プラス転換がみえている。