【フィギュア】三宅咲綺「スコーン」友人坂本花織の「転ばない祈願」をお守りにV/西日本選手権
<フィギュアスケート:西日本選手権>◇3日◇第2日◇愛知・日本ガイシアリーナ◇女子フリー 【写真】表彰台で笑顔を見せる三宅 ショートプログラム(SP)首位の三宅咲綺(21=岡山理科大)が、フリー124・79点の合計192・51点で優勝した。「昨年は2位で悔しい思いをしたので、今回勝ってめっちゃうれしい」。はじけるような笑顔で、優勝を喜んだ。 友人・坂本花織の「転ばない祈願」をお守りに、臨んだ。 「今日の朝練習が終わった後に、かおちゃんが連絡をくれて…」 送られてきたのは、お菓子のスコーンの写真。転倒することを「スコーン」と呼ぶ坂本から「咲綺ちゃんのスコーンは引き受けた」とメッセージが届いた。 世界女王からの応援のおかげか、本番では冒頭の3回転-3回転の連続トーループなど7本すべてで着氷。「得点が出やすい国体以外では初めて」という高得点をマークし「かおちゃんのおかげ」とうれしそうに笑った。 優勝した三宅を含め、上位7人が全日本選手権(12月19~22日、大阪)に進出。2位は184・36点で山下真瑚(中京大)。3位は184・15点で河辺愛菜だった。