現場に刃物残される 民家に侵入し81歳と78歳の夫婦切りつけた男逃走中 盗難被害確認されず=静岡・掛川市
11月18日夕方、静岡県掛川市の民家で高齢の夫婦が男に切りつけられた事件で、現場に刃物が残されていたことが新たにわかりました。事件から一夜明けた今も男は逃走中です。 【写真】高齢夫婦が男に切られた事件から一夜明けた現場周辺の様子 <田島かのん記者> 「捜査員が現場に入りました。これから鑑識作業が行われる模様です」 この事件は18日午後5時半頃、掛川市国安の民家で発生し、81歳の夫と78歳の妻が侵入してきた男に切り付けられました。 2人は腕や額などに切り傷を負いましたが命に別状はありません。 事件から一夜明けた今も男は逃走中で、現場近くの小学校では集団登校を行い、警戒を強めました。 <掛川市立千浜小学校 永井和典校長> 「不安を抱えていることを伝えてくる子がいましたので、子どもたちが安心、安全に登校、1日も早く登校できるように願っています」 警察によりますと、犯行に使われたとみられる刃物が家の中に残されていたことが新たにわかりました。 物が盗まれる被害は確認されておらず、夫婦は「知らない人に切られた」と話していて、警察が男の行方を追っています。
静岡放送