アルパインがジムニー専用10型ビルトインナビ発表! “純正を超える超純正”製品や、ルーフから降り注ぐサウンドが体感できる「メティオサウンド」など発売へ
そこで同社は、ナビ下(エアコンルーバー上)の純正パネルを取り外し、空いたスペースに専用デザインのKEY(ボタン類)を埋め込むことによって、ナビ本体の取り付け位置を2センチほど下げてマウントすることに成功。その結果、10型という大型のナビを装着しても前方視界を確保できるようになったとしています。 ナビの基本的なデザインは、同社が今年の1月に発売し好評を博しているという三菱「デリカミニ」専用10型カーナビ「BIG X」をベースにしていますが、タフなジムニーの車室内を演出するべくパネルの四隅に本物のボルトを埋め込むなど、ジムニー/ジムニーシエラ専用のデザインにしています。 イグニッションオンで表示される車種専用のオープニングデザインも一新し、“ライトな冒険感”を演出した「Jimny」と、初代ジムニーのロゴを想起させノスタルジックさやヘリテージをリスペクトした「ジムニー」という書体のオープニングアニメーションを開発。シエラ用も含めた、ジムニーらしい4パターンのデザインにより、エンジンをかけた際の高揚感を演出したとしています。またイルミネーションは、ジムニー/ジムニーシエラの操作パネルに純正で採用されているアンバー色とそろえた配色とし、“純正を超える超純正”な専用デザインを設計したと同社の担当者は説明します。 さらに「ビッグX EX10NX2-JI-64」には、センタースイッチ下部の収納スペースにビルトイン可能な「HDMI/USBユニット」も付属。純正のアンバー色とそろえたイルミネーションが設置され、見た目はもちろんのこと実際に使用した際の使い勝手も考慮されています。 ジムニー/ジムニーシエラ専用10型カーナビ「ビッグX EX10NX2-JI-64」の価格はオープンで、2024年9月発売予定です。 2つ目の新製品は、ジムニー/ジムニーシエラ専用のドライブレコーダー搭載デジタルミラー「DVR-DM1000-IC-JI-64-2」です。本製品は、同社から既に販売されている同車専用デジタルミラーの改良版で、純正ミラー交換タイプとしてジムニー/ジムニーシエラへの装着に必要な取り付けキットをパッケージ化したモデルです。 前述のとおり、ジムニー/ジムニーシエラの車室空間において、ルームミラーとナビの間隔が狭いという点に着目した同社は、従来のスズキ車で汎用(はんよう)的に使用されている2ピース構造のアームでは、ジムニーに装着した際に前方視界が遮られるとし、今回新たにジムニー専用の1ピース構造のアームを開発。従来比で、上方および奥側へ各25ミリオフセットしたことにより、前方視界を確保しつつ、アーム交換タイプのデジタルミラーを装着可能にしたと言います。 実際にデモカーに装着されている現物を見ると、ジムニー/ジムニーシエラ純正のルームミラーよりも上方に装着されることで、純正と比較してより前方視界がよくなっていることが確認できます。 ジムニー/ジムニーシエラ専用のドライブレコーダー搭載デジタルミラー「DVR-DM1000-IC-JI-64-2」の価格はオープンで、2024年9月発売予定です。