コンビニの冷凍野菜で超簡単!絶品イタリアン「そら豆と目玉焼き」作る技 生鮮野菜とは別物と考えると「おいしい一皿」に仕上げられる
料理の腕を上げるために、まず作れるようになっておきたいのが、飽きのこない定番料理です。料理初心者でも無理なくおいしく作れる方法を、作家で料理家でもある樋口直哉さんが紹介する『樋口直哉の「シン・定番ごはん」』。今回は、家でも簡単に作れておいしいイタリアン「そら豆と目玉焼き」です。 【写真で解説】簡単でおいしいイタリアン「そら豆と目玉焼き」の作り方 ■味が落ちずに長期間保存できる「冷凍そら豆」 そら豆は通常、さやに入った状態で売られています。その理由は鮮度が落ちやすいから。さやから出すと味が落ちる速度が早くなるので、購入後はなるべく早く食べるのがおすすめです。
一方、便利なのが冷凍そら豆です。冷凍そら豆は旬の時期に収穫され、急速冷凍したもの。冷凍であれば味が落ちずに長期間保存できます。今回はセブン-イレブンで販売されている塩味そら豆を目玉焼きと組み合わせた料理をご紹介します。 そら豆と目玉焼きの材料(2人分) 冷凍そら豆 100g 卵 2個 バター 10g 太白ごま油 大さじ1/2 パルメジャーノチーズ 適量 冷凍そら豆に限らず、冷凍野菜の特徴はやわらかい食感です。冷凍→解凍のあいだに細胞が壊れるからですが、生と比べて劣っているわけではなく、別の食材と捉えましょう。冷凍野菜はパッケージに自然解凍可という記載がない商品は加熱する必要があります。ゆでてもいいのですが、袋のままレンジ調理できる商品であればレンジ加熱がかんたん。
レンジにかけるとき、そら豆が固まっていると加熱ムラができるのでほぐしておきます。 袋の記載どおり500Wのレンジで2分20秒加熱します。 目玉焼きを準備します。卵を小さな容器に割り入れておきます。水っぽい白身=水様性卵白は取り除いておいたほうが臭みは減りますが、今回はバターやチーズとあわせるのでそのまま加熱していきます。 フライパンにバターと太白ごま油(植物油脂であればなんでもかまいません〉を入れ、弱火にかけます。バターが溶けて泡立ってきたところで静かに卵を入れます。