日比野菜緒が全豪オープン女子シングルス予選2回戦へ

全豪オープン予選2回戦に進んだ日比野菜緒（写真は今年1月のASBクラシック時／Photo by Getty Images）

今年最初のグランドスラム「全豪オープン」（オーストラリア・メルボルン）のシングルス予選が現地1月6日にスタート。日本人女子では、日比野菜緒（ブラス／世界ランク143位）が予選2回戦に進んだ。 3試合を勝ち抜けば12日から始まるシングルス本戦の出場権が与えられるグランドスラム予選。開幕日となった6日は雨のためスタートが遅れ、一部の試合が順延となった。 日本人女子は予選に7名が出場。この日は2年ぶりに全豪オープンの予選からの出場となった日比野が登場し、予選第17シードのマリナ・スタクシック（カナダ／同122位）と対戦した。第1セットをタイブレークの末に奪った日比野が、第2セットも1-1から5ゲームを連取して一気に試合を決め、予選2回戦に進んだ。 なお、この日予定されていた柴原瑛菜（橋本総業ホールディングス／同140位）の試合は順延に。7日には、前週のWTA125キャンベラで優勝しトップ100間近となった伊藤あおい（SBCメディカルグループ／同109位）と全日本選手権を制した石井さやか（ユニバレオ／同204位）など、日本人女子が6名が登場する。 12日にスタートする女子シングルス本戦には、前哨戦の「ASBクラシック」（ニュージーランド・オークランド／WTA250）で準優勝した大坂なおみ（フリー／同50位）と内島萌夏（安藤証券／同63位）の2名が出場することが決まっている。 ＜1月6日の女子シングルス予選1回戦試合結果＞ ○日比野菜緒（ブラス／同143位） 7-6(5) 6-1 ●マリナ・スタクシック（カナダ／同122位）[17] ＜1月7日の女子シングルス予選1回戦試合予定（第1試合は日本時間8時開始）＞ 【コート11第4試合】 伊藤あおい（SBCメディカルグループ／同109位）[18] vs. 石井さやか（ユニバレオ／同204位） 【コート6第6試合】 柴原瑛菜（橋本総業ホールディングス／同140位）[28] vs. ダリア・アスタホワ 【コート7第6試合】 岡村恭香（橋本総業ホールディングス／同181位） vs. アナスタシア・ザカロワ（同115位）[8] 【KIAアリーナ第3試合】 齋藤咲良（富士薬品／同158位） vs. キンバリー・ビレル（オーストラリア／同99位）[9] 【コート8第3試合】 本玉真唯（安藤証券／同161位） vs. アストラ・シャルマ（オーストラリア／同236位）[WC] ＜女子シングルス予選2回戦組み合わせ＞ 日比野菜緒（ブラス／同143位） vs. エカテリーナ・マカロワ（同245位） ※[ ]内数字はシード数