韓国ムシンサのビューティーフェスタ、4人に1人は男性…需要が顕著
【09月14日 KOREA WAVE】韓国ファッション通販大手「ムシンサ(MUSINSA)」が主催したビューティフェスタで、男性の需要が顕著に表れた。ムシンサは8月19日から9月8日までの3週間でビューティカテゴリーの取引額が前年同期間比で5.8倍以上増加したと発表した。 ムシンサストア全体の購入者のうち、ビューティブランドの商品を購入した顧客の割合は21.8%に達し、その中で27.5%が男性であることが確認された。メンズビューティに対する関心の高まりを示している。 ムシンサビューティの顧客が最も多く購入した商品はメイクアップ製品(34%)で、スキンケア(29%)、フレグランス製品(10%)が続いた。 このオン・オフラインで開催されたビューティフェスタの成功は、20~30代の女性顧客をターゲットに、ムシンサビューティが新たに展開した「ネクストビューティ」への期待が的中した結果といえる。ムシンサは、新進ブランドの発掘と育成に注力し、その成果を示した。 8日までソウル特別市城東区(ソンドング)の聖水洞(ソンスドン)で約20万坪の規模で開催されたこのイベントには、事前にチケットを購入した来場者のみならず、国内外から訪れたビューティファンで賑わった。 ライジングブランドを紹介するトータルゾーン、ポイントゾーン、メンズゾーンなどのメインポップアップスペースには、開場前から長い列ができ、特にビューティトレンドに敏感な女性客だけでなく、メンズビューティを求める男性客の参加も目立った。 イベント期間中は、1時間ごとの入場者数を制限することで、参加者が快適に楽しめる環境を整えた。また、事前チケットがなくても自由に参加できるイベントゾーンと提携ポップアップゾーンには、3日間で1万1000人を超える人々が訪れ、ムシンサビューティへの関心と人気がうかがえた。 ムシンサビューティが設けたポップアップスペースには、顧客、インフルエンサー、ビューティ業界の関係者を含む1万8000人が訪れ、41の参加ブランドの平均取引額は、昨年同期間比で7.2倍の伸びを記録した。 ムシンサビューティの関係者は「今回のビューティフェスタは、初めてオン・オフラインで同時開催し、予想以上の反響と売上拡大の成果を得ることができた。今後も健全なビューティエコシステムの構築と新興ブランドの成長を支援するため、オフラインでの接点を拡大するなど、多角的な事業展開を検討していく」と述べた。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
KOREA WAVE