大流行の「マイコプラズマ肺炎」昨年の25倍…学会が注意喚起 “大人も注意すべき症状”とは
日本呼吸器学会などの提言への受け止めは?
編集部: マイコプラズマ肺炎の感染拡大をめぐって公表された提言についての受け止めを教えてください。 中路先生: マイコプラズマ肺炎の多くは軽症ですが、潜伏期間が長く、気がつかないうちに感染を広げてしまう場合があるため、注意が必要です。また、集団生活をする学校で流行を起こしやすく、家に持ち帰って周囲の大人にも感染が広がることもあるため、マスクの着用や部屋の換気などの基本的な感染対策が重要であると考えます。
編集部まとめ
マイコプラズマ肺炎の感染者数が増加している状況について、日本呼吸器学会などの5つの学会が提言を公表して、注意を呼びかけました。手洗い・うがい、飛沫感染を防ぐためのマスク着用など、できる対策は十分におこないましょう。 [この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]
監修医師:
中路 幸之助 先生(医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター) 1991年兵庫医科大学卒業。医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター所属。米国内科学会上席会員 日本内科学会総合内科専門医。日本消化器内視鏡学会学術評議員・指導医・専門医。日本消化器病学会本部評議員・指導医・専門医。