レッチェ指揮官が相手FWに頭突きの暴挙!SNS上で謝罪もクラブは暴力行為を非難…今季終了で解任の可能性も? | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】レッチェのロベルト・ダヴェルサ監督が、10日に行われたセリエA第28節レッチェ対ヴェローナ戦終了後、相手選手に頭突きを見舞ったとして物議を醸している。 【動画】残留争いの大一番レッチェ×ヴェローナ|ハイライト
前節終了時点で合計25ポイントを獲得して13位のレッチェ。10日、残留争いのライバルである17位ヴェローナをホームに迎えると0-1と敗れ、降格圏のフロジノーネとわずか1ポイント差の暫定15位へと順位を下げた。 そんな中、レッチェの指揮官ロベルト・ダヴェルサが見せた暴挙が問題視されている。レッチェ指揮官は、試合終了後の笛が鳴ると、敵将マルコ・バローニとあいさつを交わしたが、その後、興奮するヴェローナFWトマ・アンリと、それをなだめようとする同胞のレッチェDFヴァランタン・ジャンドレイの元へ向かうと、ヴェローナFWに頭突きを見舞うような行為が見られた。 ダヴェルサとアンリは両者ともに退場処分を受けたが、レッチェ指揮官が『DAZN(ダゾーン)』のインタビューで自身の行為を弁解した。 「ラスト10分間くらいから選手たちが興奮していて、次戦での出場停止を避けるために、試合が終わってから選手を引き離すつもりでピッチに入った。だが接触が起きてしまった。謝罪するしかない。私は不測の事態が起きないようにピッチに入ったつもりだった」 さらにレッチェ指揮官は、自身の公式インスタグラム上で改めて謝罪の意を綴っている。 「みなさんに謝らなければならない。それと同時にレッチェ対ヴェローナ戦終了後、私が悪い意味で主役となったこの悲しく、遺憾なエピソードを簡単に説明したい。私はアンリと衝突してしまったが、私はヴェローナの選手に頭突きを命中させたわけではなく、私自身も彼から頭突きを受けていない」 「あれはフィジカルコンタクトであり、最悪な模範になってしまった。緊張感とアドレナリンが高まった結果、反スポーツ的なシーンとなってしまったが、私自身の弁解や言い訳にするつもりもなければ、そうするべきでない。私は間違いを犯した。申し訳なかった」 所属先のレッチェもまた、ダヴェルサの行為を非難する声明を発表している。 「USレッチェは、ダヴェルサ監督とヴェローナのアンリ選手を巻き込んだエピソードに関し、試合終盤のいら立った状況があったとはいえ、スポーツの原則に反する自陣指揮官の行為を断固として非難する」