森三中・大島美幸さん2度目の妊活 「男はいいよな」と言ったことも 夫・鈴木おさむさんとの〝ズレ〟は
妊活休業、焦りや不安を感じることも
――妊活休業を決めた時、周囲はどんなご反応でしたか? ムーさんも黒沢さんも応援してくれて、2人の後押しで妊活休業ができました。 もちろん、仕事で関わる方にもお話をしたのですが、こんなことを言ったら失礼ですけど、おじさまとかは「妊活休業って何?やればできるでしょ」って方もいました。 10年ほど前の当時、妊活は浸透していないし、芸人で休業までしている方はいなかったので…ちょっとショックでしたね。 2013年は24時間テレビで88キロ走ったり、映画『福福荘の福ちゃん』で男性役をやる仕事もあったり。そこまでに来た仕事は全部やろうという気持ちで挑み、2014年の5月に妊活休業させていただきました。 ――休業するのは怖くなかったですか? 怖かったです。どのぐらい休むのかわからなかったですし、私がいなくても何も変わらない世界で、「いなくなるって簡単なんだ」とすごく怖くなりましたね。妊活休業の当初は、「早くしないと」って正直すごく焦っていました。 妊娠中はテレビを見ていて、本当に面白くて励まされました。笑うと楽しくなる、芸人ってすごい仕事なんだって改めて感じることができてよかったです。 ムーさんの育児休業と私の妊活休業が重なって、黒沢さんが1人で出ることが多かったんですが、ちゃんと応援しようと思って「面白かったね」って連絡してました。そこから悔しいとか、いいなといった焦りもなくなりました。 ――休業中はどんな生活だったんですか? 病院で検査等をして、妊活の妨げになる子宮筋腫の手術や甲状腺の病気の治療をしました。 あと、いろいろな妊活の本を読みました。名前は忘れましたが「あなたがマイナス思考だと、赤ちゃんは来てくれません」と書いてあった本が面白かったですね。だから毎朝、起きたら窓を開けて「ああ、気持ちがいい。楽しいよ。赤ちゃん、うちにおいで」ってやっていました。 ――妊活や妊娠期間中は本当に大変だからマインドセットは大事かもしれないですね。 不妊治療をしていると「残念ながら…」と言われることがあります。 でも、妊娠したら食べ物とかの制限も多くなる。だから「もう1回ダメになったらお刺身を食べる」とか、自分のやりたいプラスなことをノートに書いていました。 妊娠したらもちろん嬉しいですけど、できなくてマイナスなことばかりだと塞ぎ込んじゃうので。 ※妊娠中は、お刺身は食べ過ぎなければ、食べてはいけないわけではありません。生肉や生ハムは食べないでください。