今年の阪神は抑え、四番、そして正捕手問題がある。矢野監督がどうさばくかで寅年に虎が吠えるか、どうかになる【岡田彰布のそらそうよ】
スアレスの後釜は誰?準備は怠らないように
完全な守護神だったスアレス[右]のあとを誰が受け継ぐのか、そして正捕手は梅野[左]か坂本か。優勝は矢野監督の采配次第よ[写真=BBM]
皆さま、新年明けましておめでとうございます。本年もまた、よろしくお願いいたします。2022年のスタートです。このコラムもさらに充実させて、「そらそうよ」ならではの視点で、野球の面白さを伝えていければ……と、気を引き締めているところであります。 今年の正月は息子家族が帰省。大きく成長した2人の孫と、のんびりと過ごせました。コロナ禍によって、自制することも多かったけど、それにも慣れたというか、ストレスは感じなくなっている。不思議なものです。感染防止は当たり前になり、非日常が、日常になったというサイクル。そんな世界はいつまで続くか分からないけど、プロ野球の面白さは不変。そういう22年にしてもらいたいと願っている。 さて今年は干支でいうと寅年に当たる。編集担当のS君からの新年一発目の指令は「寅年=阪神。タイガースに絞って書いてください」とのことです。週刊ベースボールの新年最初のこの号もタイガース特集のようなので、オレも記念すべき22年の出発、気合を入れて記していきたいと思っています。 さあ、寅年の阪神はどうだろうか? オレはすでにこのコラムで阪神を・・・
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週刊ベースボール