「子どもが可哀想…」インフルエンザの孫を無断で押し付ける鬼嫁に疑問!体力も精神面も削られる『孫育て』という大誤算
2024年12月インフルエンザが全国で猛威を震っている。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。 「厚労省は厚生労働省によると9日から15日に学級閉鎖を行った学校数は2000校を超えました。一医療機関あたりの感染者数は全国で19.06人と前週より倍増しています。大流行の発生・継続が疑われる、警報レベルに達しているのは25都道府県。富山県、沖縄県を除く20の県で注意報レベル。危険が迫っていることがうかがえます」。 身の周りでも恐怖を感じている人が少なくない。 「家族がいる人だと1人かかると連鎖する可能性が高い。となれば、年末年始も台無しです。さらにお正月は人の移動が盛んになる時期。手洗いうがいはもちろん部屋の加湿など、できることをしっかり行って予防していきたいですね」。 今回お話をうかがったのは『 孫育て』で体調不良の危機が迫っていると話すある女性だ。 ---------------------------------------------------
菅原紀子さん(仮名・70歳)は、都内近郊に夫と2人で暮らしている。 「娘2人と息子1人。ありがたいことにみな、自立して家を出ました。長女は早々に子供を産み、今はまたバリバリと仕事をしています。次女は今は専業主婦。末っ子である長男が5年前に結婚。孫2人と近所に住んでいるんですが…」。 紀子さんは、知らぬうちに子育ての人員の1人と数えられてしまったらしい。 「一応ね。口では手伝うよと言いました。だって家も近いし。でも70歳の老体に3歳と4歳の年子を丸投げするなんて思いもしないじゃないですか。私は専業主婦として3人を育てました。近所に頼れる親類もおらず、孤独なものでしたよ。だから息子夫婦を見ると恵まれているなとナチュラルに思います」。 昨今、『孫育て』は都心では当たり前になりつつある。紀子さんの周りでもよく聞く話だ。 「1番の問題は年齢ですね。出産年齢が高齢化しているので自然と祖父母の年齢も高い。昔なら50代、少なくとも60代で孫がいましたが、今は70代が当たり前ですから。私たちの間では『孫疲れ』は盛り上がるトピックスのひとつですよ」。 『孫疲れ』確かに70代が幼児を追いかけまわすのはハードすぎる。40代でも息がきれる。 「夫婦以外のもうひとつの『手』がないと女性がバリキャリや管理職としては働くのは無理なんじゃないかな。かなり厳しいと思いますよ。息子夫婦を見ていて心底思います」。 息子、嫁ともども仕事に邁進しているそうだ。 「孫たちはとても可愛いです。でもね、公園で2人に一気に走られたら絶対に追いかけられない。赤ちゃんの頃はよくお散歩にもいきましたが、今はもっぱら家ですね。3歳と4歳の年子。本当に騒々しくて帰る頃にはすっかり疲弊しているというのが現状です」。 そんな紀子さん、週に1度は必ず息子の家に行き、お迎えから食事、ひどい時には寝かしつけまで行うというのだからすごい。 「翌日はもう朝、
【関連記事】
- 【つづきはこちら】「私、お迎え当番じゃないんで…」嫁の発言に義母が言い返せない切実すぎるワケ。『 孫育て 』で直面したのは『 自分の子育て 』という皮肉
- 「孫の名はルナちゃん。でも漢字が…」やばいキラキラネームをつけた嫁が許せない!「あと1年遅ければ…」悔やんでも悔やみきれない「名付け」の大問題
- 「6時間もかけて来て、やるのはゲームだけか!」義両親を落胆させた正月休み。「家族団らんの年末年始」はもう過去の遺物なのか
- 「キレイな死に顔でしょ…だと!?」祖母の遺体をSNSにアップする義姉に激怒!ネットにアップして「 いい 」と「 悪い 」の判断がつかないヤバすぎる大人たち
- 【後編はこちら】「ゲームと動画に偏見持ちすぎなんすよ」義父に嚙みついた次男嫁。「令和の正月に家族団らん」は必要ないのか