王者・帝京大が早大に4年ぶりの敗戦 FL青木恵斗主将「自分たちが受けてしまった」/関東対抗戦
ラグビー関東大学対抗戦(3日、帝京大17-48早大、秩父宮)大学3連覇王者の帝京大は早大との全勝対決に敗れ、初黒星(4勝)を喫した。早大に敗れるのは4年ぶり。早大は7トライを奪って開幕4連勝とした。 【写真】後半、この日自身4本目のトライを決める早大・田中健想。左端は歓喜する矢崎由高 帝京大は0-19からFL青木恵斗主将(4年)が前半27分、35分に2連続トライを奪って10-19としたが、前半終了間際に突き放され、10-26で折り返した。後半は6分にトライを許すなど22失点を喫した。 青木主将は「前に出るディフェンスだったり、接点の場面の強さだったり、全てにおいて自分たちが受けてしまった結果、敗戦になってしまった。敵陣に入ったところでスコアをしきれずミスをおこしてしまった。プレッシャーに対してチームとして対応できなかった」と悔しがった。 相馬朋和監督(47)は「たくさんのチャンスを作ることはできたが、それをスコアにできなかった。練習の中でも同じようなミスが起きるシーンが今年に関してはすごく多くて。次戦以降、試合に自信をもって臨めるような準備をさせてあげたい」と話した。 帝京大の次戦は17日。この日、筑波大に勝って5戦全勝とした明大と秩父宮で顔を合わせる。