欧州王者レアル・マドリーに新コーチ加入か…アンチェロッティ息子と親しい英3部コーチがスタッフ入りへ
レアル・マドリーは、カルロ・アンチェロッティ監督率いるコーチングスタッフに新たなメンバーを加えることになるようだ。 レアル・マドリーの相手は?チャンピオンズリーグ試合日程・組み合わせ 2021年から2度目のレアル・マドリー指揮官を務めるアンチェロッティ監督。息子であるダヴィデ・アンチェロッティ氏をアシスタントコーチに迎えると、2021-22シーズンと2023-24シーズンにチャンピオンズリーグとラ・リーガで優勝を達成するなど、見事な手腕でチームを栄光に導いている。 そんなアンチェロッティ監督のコーチングスタッフに、新たなメンバーが加わるようだ。『The Athletic』は、リーグ1(イングランド3部相当)に所属するストックポート・カウンティでアシスタントコーチを務めるアンディ・マンガン氏が加入すると伝えた。 同メディアによると、レアル・マドリー指揮官と息子は長年クラブ側に新スタッフの招聘を依頼していた模様。アンチェロッティ監督は、プレミアリーグで指揮していた際に各分野の専門コーチの多さに感銘を受けており、プレミアリーグほどではないものの、レアル・マドリーのコーチングスタッフのアップグレードを望んでいたようだ。上層部からも評価の高い息子ダヴィデ氏とともに、イングランドでの経験を持つコーチを探していたという。そして、ダヴィデ氏とともにコーチングコースを修了し、親しい関係にあるマンガン氏が選ばれたようだ。 マンガン氏は、選手時代にイングランド3部~5部リーグで300試合以上に出場。引退後は指導者の道へと進み、2019年にはフリートウッド、2021年にブリストル・ローヴァーズのコーチを経験。2023年後半にはブリストル・ローヴァーズで暫定指揮官となった後、ストックポートにアシスタントコーチとして加わっている。同クラブでは攻撃陣の育成に注力し、今季ここまでリーグ1首位に立つ原動力と評価されているようだ。 なお、現在マンガン氏は労働許可証を待つ段階であり、正式な加入日は決まっていないものの、遠くないうちにレアル・マドリーのスタッフ入りを果たすと伝えられている。