高齢者がむせやすいさつまいも、ぬめりで誤嚥が心配な里いもをおいしく食べやすくするレシピ【いも羊羹】【ツナと里いものサラダ】NG調理法も【管理栄養士解説】
熱いうちに調理しないと粘り気が出る
いも類は加熱して柔らかくなっても、その後冷めてしまうと粘りがでて、裏ごししたりつぶしたりすることが難しくなります。できたものも口触りが悪く食べにくくなってしまうので熱いうちに調理することが基本です。
熱々をマッシュして口当たりよく
ツナと里いものサラダ <材料> ・里芋…3個 ・ツナ缶…1缶 ・粉チーズ…大さじ1 ・マヨネーズ…大さじ3 ・塩こしょう…少々 ・青のり…少々 <作り方> 【1】里いもはよく洗い、表面に1周切り込みを入れておく。 【2】ひたひたの水が入った鍋に入れて柔らかくなったら鍋に水を入れ、竹串がスッと通るまで茹でる。 【3】皮をむいて熱いうちによくつぶす。 【4】【3】に油切りしたツナと調味料を加えてよく混ぜ、塩こしょうで味を調える。 秋が旬のいも類の栄養と介護食向けの調理のポイント、調理例をご紹介しました。「旬」の時期の食べものは栄養価も高く、自宅で過ごす機会が多くなった高齢者にとっては季節を感じられるものはよりおいしく感じられると思います。 ぜひご自宅での介護食作りにご活用ください。