なにわ虎男子 父が明かす阪神・伊原陵人の這い上がり秘話 涙の指名漏れ乗り越え虎ドラ1位
甲子園のマウンド姿は智弁学園高時代も見てきたが、今度はまた違う大歓声の中心に立つ。厳しい世界で花を開かせてくれることを願い、その背中を見守っていく。(須藤佳裕)
■伊原 陵人(いはら・たかと)
2000(平成12)年8月7日生まれ、24歳。奈良・橿原市出身。小1で軟式野球を始める。智弁学園高3年時にエースとして春の選抜大会出場。大商大では2年秋に関西六大学リーグの最優秀投手、3年春にベストナイン。NTT西日本では2年連続で都市対抗に出場し、今夏は8強入りに貢献。今秋のドラフト会議で阪神から1位指名された。契約金1億円プラス出来高払い3000万円、年俸1600万円。家族は両親と4歳上の兄。血液型はB型。170センチ、77キロ。左投げ左打ち。