学校指定品を“買わない”ってあり? 習字セット選びで子どもが学んだ「大切なこと」
家庭でお子さんに「お金の教育」を実践されている、えみさん。「お金の教育」を通じて、お子さんがたくましく成長している様子を紹介しています。子どもが大人になった時、お金と上手に付き合っていくために、親ができることはどんなことなのでしょうか?続きは漫画をご覧ください。 【続きを漫画で読む】学校指定の習字セットを“買わない”ことで娘が学んだ「お金の使い方」
学校斡旋の習字セットを“買わない”ことで娘が学んだ「お金の使い方」(お金の教育)
習字セットのお話の前に、まずは我が家の長女みいちゃんが小学2年生の時、学校で使う絵の具セットを購入したときの経緯を手短に。 学校で使う物品って、「学校からの斡旋品を買えばいいか」とか「とにかく安いのを探そう」とか、つい親目線で購入方法を決めがちだと思うんです。 しかし我が家では「何を買うかは子どもに選択させたい」と思い、金額的な面も含めて子ども自身にどの絵の具セットを買うか選択させました。 その後、実際にやってみた気づきをもとに夫婦で話し合い、「次は別の方法を試してみよう」ということになりました。 そして一年後、学校から習字セット購入の案内が届いたのです。
習字セットを選ぶにあたり、一年前、絵の具セット購入後に改めて決めたルールをみいちゃんに伝えることにしました 「みいちゃん、習字セットを買うお金として、お父さんとお母さんから3600円(斡旋品の9割)を渡すね」
「どの習字セットにするかは、みいちゃんが選んでいいよ 選ぶのは、学校のパンフレット、インターネットやショッピングモールでもいいし、フリマアプリや中古品を探してもいいよ それで、もし3600円より高い習字セットを買うのであれば差額分はみいちゃんのお金から払ってね」
「反対に、もし3600円より安い習字セットを選ぶんだったら余ったお金はみいちゃんにあげよう」 「えっ⁈いいの??」 「うん、どの習字セットにするか、よく考えて選んでね!」
斡旋品のパンフレットやスマホとにらめっこしながら習字セットを探していると…… 「あ!! これ、かわいいし安い!!」
見た目も可愛く値段も手頃な習字セットをインターネットで見つけたみいちゃん 即決で注文しました