33歳・飲食店経営者が白ビキニの長身スリムボディでグランプリ獲得 「一所懸命になれる何か」がボディコンテスト
9月22日(日)、高知県立県民文化ホールにて『ベストボディ・ジャパン2024高知龍馬大会』が開催され、芳村真樹(よしむら・まき/33)さんが、ベストボディ・ジャパン部門、レディースクラス(30歳~39歳)でグランプリに輝いた。 【写真】芳村真樹さんの長身スリムボディ
ベストボディ・ジャパン協会が運営するボディコンテスト『ベストボディ・ジャパン(BBJ)』は、一般的にイメージされる筋肉量の多さを競う大会ではなく、バランスのとれた肉体美と見た目の美しさが評価される大会だ。 芳村さんは今年初めてコンテストに参加し、岡山・横浜・東京大会と続き4回目の挑戦だ。 「岡山大会で優勝するも横浜大会は3位、東京大会は予選敗退でコンテスト出場を辞めようかと思うくらい悔しくて。今回、東京大会では着られなかった白ビキニが着られて、優勝もできてうれしかったです!私は自営業の飲食店を2店舗経営していて記念イベントがあり、お酒を飲む機会が多かったので心配していましたが、ずっと『180cmの身長に対して細すぎ』と言われていたので逆に良かったのかもしれません」 今回の大会で、芳村さんはこれまで封印していた『あること』を解禁してみたのだという。 「ベストボディ・ジャパンの公式コーチから『芳村さんは、髪はストレートで下ろした方がいい』と言われ続けていたアドバイスを採用しました。髪は上げた方がしっくりくると思い込んでいたので、なかなか下ろす勇気がなかったのです。優勝できたことに加え、周りから『ストレートが良く似合ってる』と高評価だったので、ホッとしています」 25歳で起業した芳村さんは、経営者として自分の自信になるものを心に置きたいと思ったのだそう。 「自分の自信の根拠にもなる『一所懸命にやり遂げられる何か』を思ったときに、仕事でも重要な美を極めるコンテストへの参加を考えました。BBJに参加経験のある先輩にお話を伺い、BBJへの参加を決めたのです。先輩からのアドバイスは『自己プロデュースをしろ!毎日ポージングの練習をしろ!』で、今も私の心にあります」
「次は両国国技館での日本大会!」と声を弾ませる芳村さん。 「今もステージ上では脚がプルプルと震えるし、一度は辞めることも頭に浮かんだ大会への参加ですが、これからも続けていきたいと思います。こうした経験や私が学んできたことは、誰にも盗まれない私だけのもの。未来の私は、きっと今の私を褒めると思います。背が高いことをよく褒められますが『背が高いだけじゃないんだぞ!』というところを見せたいですね。ない時間から絞り出して、手間暇かけて作った身体を見てもらいたいです!」
取材・撮影:山口夏織