【オリックス】宮城大弥が左大胸筋の筋損傷で1か月以上の離脱へ 負傷による離脱は初
オリックス・宮城大弥投手(22)が10日、左大胸筋の筋損傷のため出場選手登録を抹消された。先発した8日の楽天戦(秋田)で負傷したとみられ、9日に神戸市内の病院を受診した。今後は状態を見ながらリハビリや練習を行うが、最低でも1か月以上の離脱は避けられないもよう。前半戦中の復帰を目指す。 8日は気温9度。厳しい条件も重なり、今季最短の4回3失点で降板した。宮城は「実力不足。しっかりと切り替えて、次に向かってやりたい」と強調していたが、左肩付近に強い張りがあったという。肉離れの程度にもよるが、大胸筋は投球に直接負担がかかる部位だけに、慎重にステップを踏まざるを得ない。 負傷による離脱は初めてで、地元・沖縄で行われる14、15日のロッテ戦(那覇)での登板も消滅した。プロ5年目の今季は初の開幕投手を務め、2勝4敗、防御率1・49。山本(ドジャース)に代わる新エースとして奮闘していた。 宮城と両輪で期待されている山下がファームで調整中。救援陣でも守護神・平野佳とセットアッパーの小木田が、ともに右肘の不調で登録を外れている。チームは借金3で首位・ソフトバンクと8ゲーム差。楽天に抜かれて5位に後退した。リーグ4連覇へ、厳しい現実に直面した。
報知新聞社