宇都宮ブレックスが精神的支柱、田臥勇太と契約継続「バスケットボールができる喜びと感謝の気持ちを忘れず挑戦し続けます」
43歳を迎えるレジェンド、在籍17シーズン目に突入!
宇都宮ブレックスは6月13日、田臥勇太と2024-25シーズンの選手契約が合意に至ったことを発表した。 神奈川県出身、現在43歳の田臥は173cm77kgのポイントガード。能代工業高校時代にインターハイ、国体、ウインターカップの3大タイトルを3年連続で制し、史上初となる『9冠』を達成。2004年にはフェニックス・サンズと契約し、日本人選手として初のNBA選手となったレジェンドだ。 Bリーグ初年度では主力選手として栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)の初優勝に貢献した。翌シーズンも60試合すべてに先発出場を果たした。しかし、その後は度重なるケガに苦しめられ、プレータイムは減少の一途をたどった。今シーズンは16試合に出場し、平均2.17分のプレータイムで0.5得点、0.4アシストと出番は限られた。それでも、ブレックスメンタリティに代表される宇都宮のチーム哲学を知り尽くすチームリーダーとして、数字に表れない部分で東地区優勝に貢献した。 田臥はクラブを通して以下のようにコメントしている。「ブレックスの一員としてプレーできること、そして皆さんとともに戦えることを大変嬉しく感謝の気持ちでいっぱいです。優勝を目指しチームのために自分ができること、やるべきことに全力で取り組んでいきます。そして大好きなバスケットボールができる喜びと感謝の気持ちを常に忘れず挑戦し続けます。2024-25シーズンも応援よろしくお願いいたします!」 ■宇都宮2023-24シーズンロスターの契約状況(6月13日13時時点) 【継続】田臥勇太、比江島慎、小川敦也、遠藤祐亮、高島紳司、渡邉裕規、村岸航、鵤誠司、竹内公輔、グラント・ジェレット、アイザック・フォトゥ、D.J・ニュービル、ギャビン・エドワーズ 【退団】四家魁人(越谷へ移籍)
バスケット・カウント編集部
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