FOMCで崩れ気味の株式相場で手堅く推移する小型3銘柄
日本時間の3日未明に公表されたFOMCの結果を受けて、日本株市場も急落。こうした相場でも底堅く推移している銘柄とは?(写真:ブルームバーグ)
現地時間の11月1~2日に開催されたアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)後にアメリカ株相場が下落したことを嫌気して、11月4日の東京株式市場でも売りが先行。半導体関連など値がさのハイテク株を中心に、値下がり銘柄が目立った。 来週(7~11日)は、現地時間の10日に発表されるアメリカ10月消費者物価指数(CPI)を控えて、全般に買い手控え姿勢が強まり、軟調な推移が予想される。アメリカの10月CPIの内容が市場予想を上回り、高止まりの印象となった場合、利上げシナリオに一段と不透明感が強まり、株式相場でも売り圧力が増しそうだ。 ただ一方で、発表が佳境を迎えている2022年4~9月期決算と通期業績予想の好調な銘柄を、個別に買い進む流れは継続しそうだ。来週の日経平均の想定レンジは2万6500~2万7500円とする。
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冨田 康夫