モナコ指揮官ヒュッターが契約延長…ザルツブルク時代から指導する南野拓実らとリーグ・アンやCLで躍動
モナコは、アドルフ・ヒュッター監督が契約延長したことを発表した。 これまでにザルツブルクやヤングボーイズ、フランクフルトなどを指揮したヒュッター監督は、2023年夏にモナコの新指揮官に就任。すると、攻撃的なフットボールを展開し、ザルツブルク時代に指導した南野拓実ら攻撃陣が躍動したチームは、昨シーズンのリーグ・アンを優勝したパリ・サンジェルマン(PSG)に続く2位で終え、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。 さらに今シーズン、モナコはリーグ戦第16節を終えてPSGとマルセイユに続く3位につけている。また、6シーズンぶりの本戦参戦となったCLでは、現在連敗中だが、バルセロナやボローニャを撃破したりと、プレーオフ出場圏内の16位に位置する。 ヒュッター監督はこの1年半で公式戦60試合で指揮を執って56.7%の勝利率を記録して、チームを再びフランスの強豪へと押し上げてきた。そして、PSGとのフランススーパーカップを前日に控えた4日、モナコは今夏に満了予定だったヒュッター監督の契約を延長したことを発表。契約期間は2027年6月30日までと、さらに2シーズン半にわたってチームを率いることが決まった。