サッカー＝グリーズマン、フランス代表引退を電撃発表
［パリ ３０日 ロイター］ - サッカーのスペイン１部、アトレチコ・マドリードのフランス代表ＭＦアントワーヌ・グリーズマン（３３）が３０日、代表からの引退を発表した。 グリーズマンは代表戦１３７試合に出場し、４４得点を記録。ディディエ・デシャン監督の下で万能ＭＦとして活躍し、２０１８年ワールドカップ（Ｗ杯）ロシア大会の優勝、２２年Ｗ杯カタール大会の準優勝に主力選手として貢献した。 また１６年欧州選手権（ユーロ）では得点王に輝き、フランス代表史上最多の８４試合連続出場の記録を残すなど１０年間で大きな足跡を残した。 グリーズマンは交流サイトで代表引退を発表し、「挑戦、成功、忘れがたい素晴らしい１０年を過ごしたが、新たなページをめくり、新世代の選手に道を譲る時が来た。このユニホームを着ることは名誉だった」とつづった。 デシャン監督は声明で「最近（引退について）長く話し合ってきた。私のお気に入りとよく言われていて、確かに非常に強力な関係を築いてきたが、それはこれからも変わらない。グリズー（愛称）、心から感謝する」とねぎらった。
