スヌーピー「ムーンスウォッチ」、新色ブラックが4月8日に登場
スウォッチとオメガが、ブラックバージョンのスヌーピー「ムーンスウォッチ」を発表した。 【写真を見る】黒の“ムーンスヌーピー”はムーディーな色調がポイント。
最初のティーザーから実際に時計(正式名称は「MISSION TO THE MOONPHASE」)が発表されるまで2カ月が経過したが、 今回は前作の発売からわずか10日後の登場となる(42mmのケースにVELCRO©ストラップを備えているのはこれまで通りだ)。4月8日からスウォッチストアで発売になる。 ◾️新月のタイミングに合わせたモデル オールブラックの新バージョンはムーンスウォッチ「MISSION TO THE MOONPHASE “NEW MOON”」と名付けられている(3月26日のホワイトバージョンがFULLMOON(満月)だったのに対し、今度は新月ということだ)。発売日となる8日はまた、ロレックス、パテック・フィリップ、カルティエなどが新作を発表する時計界のビッグイベント「ウォッチズ・アンド・ワンダーズ ジュネーブ」の直前にあたる。 最初のムーンスウォッチが発表された2年前、スウォッチ・グループCEOのニック・ハイエック・ジュニアは、「彼らには時計(watches)があり、我々には不思議(wonders)がある」と冗談を言っていったのを覚えている。あれから2年、スウォッチとオメガは現状を打破し続けながら、今でも同じ冗談を言い合っている。デザイン面でも供給面でも、時計がユーザーの需要にマッチしていなければ、このジョークは成立しない。そして、このスヌーピー・バージョンへの渇望は明らかだ。 ◾️ブルーに発光するムーンフェイズ 月面でウッドストックと一緒にくつろいでいるスヌーピーは、ホワイトバージョンではかわいらしく感じられた。この新しいオールブラックバージョンのスヌーピーは、よりムーディーな色調に囲まれている。ラグ、リュウズ、プッシャーも、すべてブラックで統一されているのがポイントだ。 ムーンフェイズ部分は、UVインクでブルーに発光する。暗闇で時計に光を当てると、月と星の中にスヌーピーの有名な一言が浮かび上がる(「灯りを付けたままじゃないと眠れない!)」。聞こえてるよ、スヌーピー。 From British GQ By Mike Christensen Translated and Adapted by Mamiko Nakano