シトロエン ベルランゴをマイナーチェンジ。最新のブランドロゴバッジと新世代のデザインを採用
日本では導入以来1万台以上を販売している人気モデル
2024年10月4日、ステランティス ジャパンは「シトロエン」ブランドのMPV(マルチ パーパス ビークル)「ベルランゴ(BERLINGO)」および「ベルランゴ ロング」をマイナーチェンジして発売した。 【写真はこちら】「オリ コンセプト(Oli concept)」の流れを汲む次世代シトロエン デザイン(全14枚) ベルランゴは、ステランティス グループがプロデュースする「シトロエン」ブランドのMPVだ。初代は1996年に登場し、現行型は2018年に発表された3代目にあたる。日本では2019年に発売された限定モデルが完売したため、2020年からカタログモデルとなった。 2023年には3列7人乗りのベルランゴ ロングも設定された。日本では導入以来、1万台以上を販売しシトロエンの顔としての役割を担ってきたモデルとなっている。なお、日本でも発売されている「プジョー リフター」と「フィアット ドブロ」は姉妹車にあたる。 今回のマイナーチェンジでは、エクステリアに2022年のパリ モーターショーで発表した「オリ コンセプト(Oli concept)」の流れを汲む次世代シトロエン デザインが随所に採用されている。 まずフロントでは、シトロエン創業時のロゴをオマージュした新型ロゴをセンターに配した。中央から波紋のように広がるブラックの模様が、見る人の視線を3枚のパーツで構成されたヘッドランプへと誘う。サイドでは、ドアに配したサイドエアバンプとカラーアクセントが、ドアまわりの表情を引き締めるとともに車体を保護する。 インテリアは、ダッシュボードがブラックで統一され、グレーのセンターコンソールやドアハンドルを組み合わせ、落ち着いた印象に仕上げられている。インフォテイメントは、中央のタッチスクリーンが従来の8インチから10インチにサイズアップ。インフォテイメントシステムも刷新し、オーナー自身で車両のソフトウエアをアップデートできる。また、CarPlay / Android Autoに対応したタイプCのUSBコネクタも備える。 運転席まわりでは、メーターは従来のアナログからデジタルに変更。メーター表示はドライバーの好みに設定することが可能だ。ステアリングホイールは2スポークに変更し、形状をわずかに楕円形状にすることで操作性の向上を図った。さらにステアリングヒーターを装備している。