「ここはあまりに灰色で、暗く、悪臭がする」不満爆発のモウリーニョ監督はトルコ脱出か。すでにニューカッスル会長と接触済み?
フェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督の周辺が騒がしくなってきている。3日のトラブゾンスポル戦の試合後、物議をかもすコメントを残した61歳の名将には、近い将来、トルコを脱出してイギリスに帰還する可能性もあるようだ。イギリスメディア『Guardian』が現地時間8日に報じた。 3日の試合後、主審の判定に対する不満を表明したモウリーニョ監督は、「海外では誰もトルコリーグを観たいと思わない」「海外のファンは、なぜこのリーグを観なければならないのか?ここはあまりにも灰色で、あまりにも暗く、悪臭がする。だけど、これが私の仕事であり、私は自らの役目とクラブにすべてをささげるつもりだ」と、トルコサッカー全体への批判ともとれるコメントを残していた。 同メディアは、「モウリーニョ監督は、常に最新のニューカッスル情報を入手し続けることを、仲介者に依頼したとされている。同監督は、3月には社交的な目的でニューカッスルの会長であるヤセル・アル・ルマイヤン氏と会い、そのコネクションを維持しているようだ」と、トルコ脱出を図る動きを報じた。 一方のニューカッスル側も、モウリーニョ監督を受け入れる余地があるのかもしれない。『Guardian』は、「エディ・ハウ現監督にとって、2024年夏に取締役のアマンダ・ステーブリー氏とメアダッド・ゴドゥッシ氏が退任したことは大きな痛手となり、7月に就任したスポーツディレクターのポール・ミッチェル氏との間にも緊張関係が生じている」と、ハウ監督の立場が安泰ではないことを指摘。果たして近い未来、名将はイングランドに帰ってくることになるのだろうか。 【関連記事】
フットボールチャンネル編集部