シーズン開幕へ 小林陵侑 総合V争いで「熱いジャンプを」高梨沙羅「自分のジャンプスタイルを見つけたい」
◇2023/2024 SNOW JAPAN記者会見(2日、都内) 本格的なシーズンインを前に、スキー種目の日本代表「SNOW JAPAN」の記者会見が行われ、ジャンプの小林陵侑選手、高梨沙羅選手、フリースタイル・モーグルの堀島行真選手、スノーボードの長谷川帝勝選手、鬼塚雅選手が今季への意気込みを語りました。 【画像】独立と「TEAM ROY」設立を発表した小林陵侑選手 「W杯1勝目指して頑張ります」と淡々と答えたのは、北京五輪金メダリストの小林陵侑選手。昨シーズンは世界選手権で銀メダルを獲得し、史上7人目となるW杯通算30勝を達成しました。 今季、独立した小林選手はこの夏、同学年の高梨沙羅選手、中村直幹選手らと一緒にトレーニングを積んでおり、「楽しくレベルアップできた。すごく刺激的な1年になるかなと思う」と、冬に向けた手応えを語りました。 昨季に引き続き、今季も札幌でW杯が開催される予定。小林選手は地元での試合に向け「すごく楽しみにしていますし、総合優勝争いできるぐらいのレベルで札幌に来たい。寒くて長い試合を忘れさせるような熱いジャンプがしたいですね」と意気込みを語りました。 この夏、小林選手と一緒にトレーニングを積んできた高梨選手は、「お手本が目の前で飛んでくれたり、トレーニングのお手本を見せてくれるので、その動きを再現しやすい。動きを見て自分もミラーリングできるようになってきた。すごく吸収できるものが多かった」とうなずきました。 今季は、オリンピックや世界選手権といった“ビッグゲーム”はありませんが、「来シーズンは世界選手権があって、そのまたあとに五輪と続いていくので、試せるシーズンは今年で最後。自分のジャンプスタイルを見つけてW杯でしっかり活躍できるように頑張りたい」と抱負を語りました。