前年覇者ルブレフは初戦敗退、マロジャンがキャリア6度目の対トップ10勝利 [香港オープン/テニス]
前年覇者ルブレフは初戦敗退、マロジャンがキャリア6度目の対トップ10勝利 [香港オープン/テニス]
2025年ATPツアー開幕戦のひとつとなる「中国銀行香港テニス・オープン」(ATP250/中国・香港/12月30日~1月5日/賞金総額76万6290ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、ファビアン・マロジャン(ハンガリー)がディフェンディング・チャンピオンで第1シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を7-5 3-6 6-3で倒す番狂わせを演じてベスト8進出を決めた。 ~中国銀行香港テニス・オープンでディフェンディング・チャンピオンを倒して8強入りを決めたマロジャン選手~ 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ルブレフはこの試合が新シーズンの初戦だった。1-5から追いつきながらも第1セットを落としたルブレフは最後の3ゲームを連取して第2セットを取り返したが、第3セット第6ゲームでブレークに成功したマロジャンが最初のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして1時間58分でキャリア6度目の対トップ10勝利をもぎ取った。 ルブレフは昨年7月にウマグ(ATP250/クレーコート)の準々決勝でマロジャンに5-7 6-3 6-2で勝っていたが、2度目の対決で雪辱を許した。 マロジャンは次のラウンドで、第7シードのペドロ・マルチネス(スペイン)を6-3 6-1で破って勝ち上がった19歳のシャン・ジュンチャン(中国)と対戦する。 そのほかの試合では第2シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)が予選勝者のガブリエル・ディアロ(カナダ)を6-4 6-3で下し、ジャウメ・ムナール(スペイン)は第5シードのヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)を6-3 7-5で退け、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。
テニスマガジン編集部