明豊、実戦感覚磨く センバツ前に合宿 不慣れな球場で練習 /大分
第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)に出場する明豊が、12~14日にかけて鹿児島県阿久根市で合宿。実戦形式の練習で3月19日に開幕するセンバツに備えた。【辻本知大】 県外に宿泊し、慣れない球場で練習することで、実戦感覚を磨くことが合宿の目的。61人の全部員が参加し、朝8時から夕方まで汗を流した。紅白戦での活躍は、センバツのレギュラー選びの参考にもするため、選手のプレーにも熱がこもった。 最高気温21・3度と天候に恵まれた13日には、紅白戦を実施。試合は、チームの二枚看板、右腕の京本真投手(2年)と左腕の太田虎次朗投手(同)が投げ合った。 打撃では、東孝太郎選手(同)などが長打を放ち、8―8の同点で終了した。京本投手は「1年にもボコボコに打たれた。打者のみんなもマジで進化してる」と振り返った。 川崎絢平監督は「センバツの時期かそれ以上の気温で実戦練習ができた。レギュラー争いも激しくなる。課題を見つけ克服してほしい」と期待した。