女性委員の任用率「40.7%で目標前倒し達成」小池都知事会見10月7日(本文)※冒頭発言のみ
東京都の小池百合子知事は7日午後、都庁で記者会見を行った。 ※小池知事の冒頭発言のみ書き起こしています。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2022年10月7日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2022年10月7日) ◇ ◇
インフルエンザとの同時流行に注意が必要
小池:はい、ではよろしいですか。それでは始めさせていただきます。今日はお伝えする項目は5つあります。5点です。 まずコロナでございます。きのう、専門家によるモニタリング項目の分析がございまして、そこで感染状況、そして医療提供体制は先週と変わっておりません。それぞれオレンジ色、黄色。そして分析のコメントで、新規陽性者数は連続して減少しているけれども、それでもまだ高い水準ですよという点。それからインフルエンザとの同時流行が懸念されているということで、注意が必要だというお話でございます。 で、このツインデミックですね。同時流行に備えまして、ワクチンの接種、さらに促進することが重要です。都の大規模接種会場において、オミクロン株対応ワクチンの接種を希望する全ての、3回目と4回目の接種対象者に拡大をして実施をしております。また10月1日から、今月の初めから各区市町村でインフルエンザワクチンの接種も始まっております。都は65歳以上の方などの自己負担分を、これ、インフルエンザのほうですけれども支援をしてまいります。対象の方、一刻も早く接種をお願い申し上げます。
東京都の全国旅行支援、愛称は「ただいま東京プラス」
そして、東京都におけます全国旅行支援、こちらを10月の20日から12月の20日まで実施いたします。今回の愛称は「ただいま東京プラス」にいたします。「ただいま東京プラス」。これまでの東京の観光盛り上げのために交通関係の企業が進めてこられた、「ただいま東京」キャンペーンっていうのがあるんですが、これと連携しまして、より多くの事業者と一体となって効果の高い取り組みとしていきたいと考えています。 そして、これに合わせまして、「もっとTokyo」の本格実施。こちらのほうもスタートいたしまして、これまでトライアルって言っておりましたが、こちらも12月20日までの期間で行われます。で、「もっとTokyo」は「ただいま東京プラス」との併用も可能といたします。結構、【***ますね 00:22:39】。で、これからの行楽シーズンです。そしてまた、感染対策については、これも引き続き、皆さん徹底しながら、東京の魅力を皆さんに楽しんでいただきたいと存じます。社会経済活動との両立につなげていくためにも、ワクチン、換気、そしてポイントポイントのマスクが重要でございます。引き続きのご協力よろしくお願い申し上げます。 それから、話変わりまして、男女平等参画に関して2点お知らせをいたします。まず1つ目ですけれども、都の審議会など、女性委員の任用率についてであります。女性比率ですね、委員の方々の。で、私は知事に就任してから、女性活躍は最重要課題として、さまざま取り組みを行ってまいりました。これだけ素晴らしい女性の方々がおられて、このパワーを生かさないのはもったいないじゃないかと何度も何度も言ってまいりました。 そして、具体的にこの審議会などにおける女性委員の任用率について、これまで令和4年度末までに40%以上とすることを目標に定めてまいりました。そして、今年の6月に個別の審議会などにもクオーター制を導入するということで、取り組みの加速をさせてまいりました。結果、どうなったかというと、女性任用率、8月1日の時点で40%を超えて、40.7%となりました。そして、今年度の末と言っていたよりも目標の前倒しでの達成ということになりました。これは女性活躍社会に向けた通過点であって、引き続き、さまざまな取り組みを進める必要がありますし、また、あらゆる分野における女性参画の促進、引き続き行っていきたいと思っております。