テニスのユナイテッド杯、混合ダブルスで戦術的タイムアウトを導入
【AFP=時事】テニス、男女混合の国別対抗戦ユナイテッドカップの主催者は20日、混合ダブルスの試合中における戦術的なタイムアウトを容認すると発表した。 【写真特集】コートの外のテニス選手~試合中とは違う表情 テニス界では初めての試みとなる今回の新ルールでは、選手または監督が陣営のコートサイドにある大きな赤いブザーを押し、戦略を話し合うための60秒間のタイムアウトを要求できることになった。 その権利を行使できるのはサービスゲームのときみで、ファーストサーブとセカンドサーブの間は認められず、試合中に各チーム1回までとされている。シングルスの試合には適用されない。 計18チームが参加する来季のユナイテッドカップは、2025年シーズンの幕開けとして12月27日から来年1月5日までオーストラリアのシドニーとパースで開催され、四大大会(グランドスラム)のシーズン初戦である全豪オープンの前哨戦となる。 各チームは男子3人と女子3人で構成され、男女シングルスを1試合ずつ行い、勝負がもつれた場合は混合ダブルスで決着を付ける。 大会には女子のイガ・シフィオンテク(ポーランド)や男子のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)ら、多くの世界トップ選手が参加を表明している。【翻訳編集】 AFPBB News