「やれること」を「やりたいこと」に変える 小さくても何かをアウトプット、どうすれば「お金に変えられるか」を考えてみて
「あまり関係ないですね。いくつになっても、ビジネスも音楽も続けたいですから」
やりたいことが見つからない人からすると、うらやましいことだと思います。
「『やりたいこと』を探すより『やれること』を再発見して、小さくても何かアウトプットするのがイチバンだと思っています」
会社での仕事や日々の生活の中に「やれること」が必ずあると青木さんは続けます。
「それを棚卸しして見直した後で、今度は『お金をいただける相手』の顔を思い浮かべて、どうすれば『アウトプットをお金に変えられるか』考えてみたら、どうでしょうか」
しかし、やろうと思ってもなかなかできません。
「例えば、机と椅子を『自分の居場所』に決めて、そこに座ったら必ずアウトプットを作ろう!と思えたなら、誰でも『やれること』を『やりたいこと』に変えられる気がします」
その居場所で昇華させれば後の結果はついてくる、と言うのです。
「やりたいことが見つかったら、後はロック風に〝やっちまえ!〟ですね (笑)」
■藤木俊明 副業評論家。自分のペースで働き、適正な報酬と社会とのつながりを得ることで心身の健康を目指す「複業」を推奨。著書に『複業のはじめ方』(同文舘出版)など。