日本VS韓国!? アジア人の移籍金ランキング5位。出世スピード早すぎ!? 今夏ビッグクラブ入りした日本代表
近年、サッカー界でアジア人選手の存在感が増している。かつては欧州や南米の選手が移籍市場の中心的存在でアジア人選手の評価は低かったが、もはやその構図は崩れつつあると言える。今回は、情報サイト『transfermarkt』が算出したアジア人サッカー選手の歴代移籍金ランキングを紹介する。※金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは8月11日時点
5位:伊藤洋輝(日本代表) 生年月日:1999年5月12日 移籍先:シュトゥットガルト(ドイツ)→バイエルン・ミュンヘン(ドイツ) 移籍金:2350万ユーロ(約37.6億円) 23/24リーグ戦成績:26試合0得点2アシスト アジア人サッカー選手の歴代移籍金ランキングも、いよいよトップ5に突入した。5位にランクインしたのは、ドイツの地で瞬く間に評価を上げて名門クラブへの移籍を実現させた日本代表の伊藤洋輝だ。 ひと昔前まで、日本人CBのバイエルン・ミュンヘン加入は夢物語に近い出来事だった。だが、伊藤は今年6月にそのストーリーを現実のものとしてしまった。 最も、伊藤が近年にブンデスリーガで披露してきた活躍ぶりを踏まえれば、“絶対王者”が触手を伸ばしたのも頷ける。シュトゥットガルトでは不動のレギュラーとして守備ラインをけん引。貴重な左利きCBとして3バックでも4バックでも問題なくプレーできる点が大きな魅力だ。2023/24シーズンはリーグ戦26試合に出場して2アシストをマークし、2位でフィニッシュしたチームの躍進に大きく貢献。シュトゥットガルトより下の3位でシーズンを終えたバイエルン・ミュンヘンからすれば、ライバルから即戦力のCBを引き抜いた形となる。 バイエルン・ミュンヘンが伊藤の獲得で支払った移籍金は2350万ユーロ(約37.6億円)。今シーズン、伊藤は自身の移籍金に妥当性があることを証明できるだろうか。いずれにしても、現時点で伊藤がアジア人選手の価値を高めていることは間違いない。
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