【衆院選】選挙戦も最終盤に突入 与野党一騎打ちの静岡4区
最大の政治決戦と位置付けられる衆議院選挙。審判のときは、27日に迫っています。12日間の選挙戦も最終盤に突入し、各候補者も訴えに一層熱を込めています。静岡県内小選挙区でただ一つ、与野党一騎打ちの静岡4区の25日の様子です。
深沢陽一
自民党 前 深沢陽一候補: 「選挙戦、いよいよあと2日となりました。しかしながら、自民党に対する逆風。これを段々感じております。このことに関しては本当に皆さんに改めてお詫び申し上げます」 お詫びから始まった演説。 25日、自民党の深沢陽一さんは、国政初当選から支援を受ける、地元・清水の木材業団体の工場を訪れていました。 自民党 前 深沢陽一候補: 「成長の実感を地方経済まで、そこに至るまでしっかりと私たちは政策で取り組んでいかなければならないと思っております。これを私はまずは国政の立場で役割を果たしていきたい」 自民党 前 深沢陽一候補: 「よろしくお願いします。頑張ります」 選挙戦中盤、この人も応援に入りました。 自民党 上川陽子前外務大臣 「今回の選挙は大変厳しい逆風。相手は必死になって食らいついて来ます」 9月の総裁選、上川氏の推薦人となった深沢さん。 去年からの1年間、外務大臣と政務官として共に働いた関係でもあります。 自民党 上川陽子前外務大臣 「ツーと言えばカーという関係の中で。先生が政務官になっていただいたことは、私の大臣として仕事をするにあたって本当に心強い人事であった」 自民党 前 深沢陽一候補: 「私は旧宏池会(岸田派)の所属で、当然林先生がいらっしゃいました。しかし、私は一も二もなくツーカーです」 自民党 上川陽子前外務大臣 「深沢陽一候補、よろしくお願いいたします」 ただ、ここに来て今回非公認となった候補者の政党支部に、党本部から2000万円が支給されていたことが明らかになりました。 自民党 前 深沢陽一候補: 「党の行為としては配慮が足りなかったのではないかと」 Q.配慮に欠けるというのは誰に? 「こういう政治とカネの問題があった。その中で新たな情報が出てきた。国民に対しても私たち候補者に対しても配慮が足りないという意味です」