「#まつもトコトコ」アクセス増へ松本大生徒が協力 「間違い探し」問題のチラシ作製 長野県松本市
長野県の松本広域連合と松本大学(松本市)の学生が、松本地域の観光PRサイト「#まつもトコトコ」のアクセス数増加を目指し、広域連合のオリジナルキャラクター・はっちを活用した「間違い探し」を載せたPRチラシを作った。15日まで1カ月間、長野道梓川サービスエリア(SA)の上り(安曇野市豊科)と下り(松本市島内)、中央道談合坂SA上り(山梨県上野原市)に設置している。 プロのクリエイターの協力を得て、間違いを10カ所探す内容で作った。ツアーコンダクター姿のはっちが松本城や温泉、スキー場などを案内しているような絵で、随所にリンゴやワサビ、おやき、ワインといった特産品を盛り込んだ。答えをサイト内に掲載し、二次元コードを経由してアクセスを誘導している。 松本大総合経営学部の岡﨑滋樹講師のゼミと、室谷心教授のゼミの3年生計20人が関わった。4チームに分かれて発案した中で間違い探しが採用された。岡﨑ゼミの学生は「原案で構成8市村の特徴を全て入れるのに苦労した。答えを見るためにサイトにアクセスしてもらえたら」と願った。 1万部発行し、三つのSAには1500部ずつ置いた。残部は今後、機会を見て活用する予定だという。松本広域連合の大和健司さんは「若い人の発想だと思う。有名レストランの事例を参考にしながら、いいものができた」と話している。
市民タイムス