「マドリードとは対戦したくない……」 ナチョ、サウジのアル・カーディシーヤへの移籍を発表
残留よりも新しい挑戦を選択
レアル・マドリードを退団することが発表されていたナチョが、サウジプロリーグのアル・カーディシーヤに移籍することが正式に決まった。 [動画]スペインvsアルバニア ハイライト クラブとナチョは2年契約で合意。また1人有名なスター選手がサウジプロリーグに参戦することとなった。彼は現在、スペイン代表の一員としてEURO2024を戦っている。ラウンド16のジョージア戦を前に開かれた記者会見で移籍を決めた理由をこう語った。 「自分がマドリードと対戦することは想像できないし、対戦したくなかった。ヨーロッパに残ることもできたが、マドリードと対戦することを望まない」 それからナチョは、レアル・マドリードを退団する前の状況も明かしてくれた。 「数日前まで新しいクラブと契約していなかったし、マドリードは、もし私の気持ちが変わったなら、ここにいてもいいと言ってくれた。ただ何か新しい経験をしたかった。環境はガラリと変わるけど、それが私の望みだった」 レアル・マドリードで全てを勝ち取ってきたナチョは、同じ経験を重ねるよりも、新しい経験を得ることに価値を見出したようだ。そして彼は最後に、この移籍を選択したことが間違いではないという自信と、新天地で活躍する野心があることを明かして、締めくくった。今後もナチョの挑戦を見守っていきたい。
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