トリプルダブルに迫る活躍を見せたグリズリーズのアルダマ［写真］＝Getty Images

　10月29日（現地時間10月28日）、各地でNBAの2024－25シーズン公式戦が開催され、河村勇輝が所属するメンフィス・グリズリーズは、本拠地のフェデックス・フォーラムでシカゴ・ブルズと対戦。最大20点差を守りきれず逆転負けを喫した。 　GGジャクソン二世やルーク・ケナードらが負傷離脱しているグリズリーズは、ジャ・モラントとジョン・コンチャーもコンディション不良で欠場。マーカス・スマート、デズモンド・ベイン、サンティ・アルダマ、ジャレン・ジャクソンJr.、ザック・イディーを先発起用した。 　試合前半は、精度良く長距離砲を沈めたベインがチームをけん引し、一時20点差をつけるなど大きくリードしていたが、67－54で突入した第3クォーター終盤に猛攻を受けクロスゲームに。勝負の第4クォーター中盤にはブルズのザック・ラビーンに立て続けに3ポイントを決められて逆転を許し、最後は振り切られるように逃げ切られた。 　接戦を制し今シーズン2勝目（2敗）を挙げたブルズは、ラビーンが5本の3ポイントを含む30得点をマークし、ニコラ・ブーチェビッチとコービー・ホワイトも20得点超、ジョシュ・ギディーが12得点13リバウンド8アシストを記録。一方、敗れたグリズリーズはベインが6本の3ポイントを含む30得点、スコッティ・ピッペンJr.が14得点10アシスト、アルダマが11得点13リバウンド7アシストと気を吐いたが、勝負どころで踏ん張りきれなかった。 　なお、過去2試合連続で途中出場していた河村は、最後まで出場機会が訪れず3試合ぶりにプレータイムなしに終わった。 　グリズリーズの次戦は、日本時間10月31日9時から本拠地でブルックリン・ネッツと対戦。試合の模様は「NBA Rakuten」でライブ配信される予定だ。 ■試合結果 ブルズ 126－123 グリズリーズ CHI｜22｜32｜39｜33｜＝126 MEM｜32｜35｜32｜23｜＝123