231人参加の宴会で食中毒 31人が発症 提供された1650個の「にぎり寿司」が原因
大阪市は先月26日に市内のホテルで開催された宴会に参加した31名が食中毒を発症したと発表しました。市内の居酒屋から提供された「にぎり寿司」が原因だということです。 大阪市によりますと先月30日、大阪市内のホテルから「26日に開催された宴会の出席者が下痢や嘔吐などの症状を訴えている」と保健所に通報がありました。 宴会には231人が参加していて、このうち31人から下痢、嘔吐、発熱などの食中毒の症状が確認されました。 宴会では市内の居酒屋から「にぎり寿司」1650個が提供され、居酒屋の従業員からノロウイルスが検出されたことなどから「にぎり寿司」が原因と特定されました。 提供された「にぎり寿司」は「サワラ」「タイ」「かんぱち」「マグロ」「うなぎ」「ホタテ」「エビ」「サーモン」「コハダ」でしたがどの寿司が原因かは特定されていません。 発症者の中には入院した人もいましたが、いづれも快方に向かっているということです。 大阪市は「にぎり寿司」を提供した居酒屋を9日から3日間の営業停止処分を下しました。
関西テレビ