鹿児島県の暴風・波浪・高潮特別警報が解除 引き続き、災害に厳重警戒を
今日29日午前10時30分現在、鹿児島県の薩摩・大隅地方、種子島・屋久島地方に出されていた暴風、波浪特別警報が解除され、暴風と波浪警報に切り替わりました。高潮についても、特別警報が解除され高潮注意報に切り替わりました。記録的な大雨が続いています。災害に引き続き厳重警戒を
鹿児島県「特別警報」は「警報」に切り替え
台風10号は、今日29日午前11時現在、強い勢力で天草市付近を、1時間に15キロの速さで北へ進んでいるものとみられます。 台風の中心気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルと推定されます。 この台風の影響で、昨日28日午後、鹿児島県には暴風・波浪・高潮の特別警報が発表されました。 台風による特別警報の発表は、令和4年9月の台風14号で鹿児島県に発表されて以来、4回目のことです。 今日29日午前10時30分現在、鹿児島県に暴風・波浪特別警報は、警報に切り替えられました。また、高潮についても、特別警報は解除され高潮注意報に切り替わりました。
警報に切り替わっても油断せず 記録的大雨続く 災害に厳重警戒
特別警報が警報に切り替わったとはいえ、全く油断できるものではありません。 九州では鹿児島県や宮崎県など広い範囲で記録的な大雨となっている所があり、災害の危険度が高まっています。 引き続き、安全な場所で過ごし災害に厳重に警戒してください。
日本気象協会 本社 日直主任