【竜王戦】藤井聡太竜王vs佐々木勇気八段 大阪・茨木での第5局始まる 戦型は角換わり
藤井聡太竜王(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖=22)が佐々木勇気八段(30)の挑戦を受ける、将棋の第37期竜王戦7番勝負第4局が15日、大阪府茨木市の複合施設「おにクル」で始まった。シリーズ対戦成績は藤井の2勝1敗。藤井が竜王4連覇へあと1勝に迫るか、佐々木が再び、タイに追いつくか。注目の一戦だ。 【動画】藤井聡太竜王はお茶を一口、佐々木勇気八段は瞑想から対局開始 午前9時、立会人の久保利明(49)が定刻になったことを告げると、お互いに深々と一礼し、対局を始めた。先手の佐々木は目を閉じ、気持ちを落ち着けてから飛車先の歩を突いた。 藤井はいつものようにお茶を一口飲み、飛車先の歩を突き返した。 戦型は角換わりになった。 両者の対戦成績は藤井の6勝3敗。17年7月、佐々木は当時デビューから負けなしの29連勝の新記録を達成した藤井の30連勝を止めた「藤井を止めた男」としても知られる。 対局は持ち時間が各8時間の2日制。1日目は夕方に封じ手をする。2日目は16日午前9時に再開し、夜までに決着する見込み。