鎌田大地に“両足スタンプ”…マンU・DFの危険プレーが英放送局で議論「馬鹿げたチャレンジ」「プロで見たことがない」
マンチェスター・ユナイテッドのDFリサンドロ・マルティネスがクリスタル・パレスのMF鎌田大地に行ったファウルが物議を醸している。『スカイ・スポーツ』の番組内で当該シーンの議論が行われた。 【動画】鎌田への超危険プレーを議論 L・マルティネスは後半18分、敵陣ペナルティエリア付近にこぼれたボールに反応。鎌田と争う形になったが、ボールが地面を転がっている中でジャンプしながら両足で踏みつけようとする異例のタックルで奪取を試みた。主審はこの行為にイエローカードを提示した。 幸いにも鎌田の足には接触がなかったように見えたが、クリスタル・パレス側は大怪我に繋がりかねない危険なプレーとして主審にレッドカードを要求。GKディーン・ヘンダーソンには異議でイエローカードが提示された。オリバー・グラスナー監督も試合後「幸運にも彼はボールに触れて我々の選手の脛には当たらなかったと思う。(当たっていたら)骨折していたと思う」とコメント。ただ「我々は審判の判定よりも間違った判断をした」と0-0の一戦を振り返り、審判団への批判は控えた。 英放送局の『スカイ・スポーツ』では元イングランド代表のジェイミー・レドナップ氏が「馬鹿げたチャレンジ」と見解を述べ、「両足でジャンプして何を取ろうとしたのか分からない」とコメントした。昨季までマンチェスター・UでプレーしたDFフィル・ジョーンズは接触がなかったため警告の判定は妥当だとしつつ、「彼はラッキーだった」と述べて「攻撃的で強いが、攻撃性を管理する必要がある」と改善を期待した。 また、ラジオ局の『トーク・スポーツ』ではチェルシーなどでプレーし、クリスタル・パレスにも所属していたジェイソン・カンディ氏は「僕の人生の中でプロとしてあんなチャレンジをするサッカー選手は見たことがない」と衝撃を示し、「子供が水たまりで足踏みしているときみたいだ」と喩えている。